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ゲームオブスローンズを語るブログ

鉄の玉座(アイアン・スローン)に最もふさわしいのは誰か【中編】 ゲームオブスローンズ考察

time 2018/04/15

鉄の玉座(アイアン・スローン)に最もふさわしいのは誰か【中編】 ゲームオブスローンズ考察

鉄の玉座(アイアン・スローン)に最もふさわしいのは誰か【前編】 ゲームオブスローンズ考察
の続き

前回に引き続き、ゲームオブスローンズの物語において鉄の玉座(アイアンスローン)にふさわしい人物を考えます。


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【注意】ここから壮大なネタバレ

ここからはゲームオブスローンズのネタバレを含んでいます。

まだ見ていない方はバックしていただくか、できればシーズン4、欲を言えばシーズン6までゲームオブスローンズを観ていただくことをお勧めします。


プライムビデオでゲームオブスローンズをチェック!

五王の戦い

シーズン1終盤で、七王国の王であるロバート・バラシオン1世が死に、その子ジョフリー・バラシオンが王として即位し、王の手エダード・スタークが処刑されると、ジョフリー・バラシオンを七王国の王と認めない者たちが、それぞれ王を自称します。

そこで始まるのが5人の王の戦い、すなわち『五王の戦い』です。


ウェスタロスの地図 ジョフリー即位後 画像引用元:amazonプライムビデオhttps://www.amazon.co.jp/Prime-Video/

王領(地図のオレンジ・鹿と獅子の紋章)をジョフリー・バラシオンが治めるが、ドラゴン・ストーン(燃える心臓と鹿の紋章)の叔父スタニス・バラシオン、レンリー・バラシオンはその王位継承を認めない

北の王 ロブ・スターク


北の王ロブ・スターク 画像引用元:amazonプライムビデオhttps://www.amazon.co.jp/Prime-Video/

ロブ・スタークは、北部総督・王の手エダード・スタークの長男です。

王都キングズランディングにて父エダード・スタークが拘束されたことを知り、父を奪還するために北部諸侯を率いて挙兵し、ラニスター家との戦を始めます。

その途中で父が処刑されたことを知り、北部諸侯から推戴され七王国から独立し「北の王」を自称します。さらには、母の実家であるタリー家を味方につけます。

「北の王」とは

300年前にターガリエン家が七王国を統一する前までは、ウェスタロスには7つの王国がそれぞれ乱立しており、北部も独立した王国のひとつでした。スターク家が「北の王」として君臨していました。

300年前、エイゴン・ターガリエンが七王国を攻めた時に、当時の北の王トーレン・スタークが跪き臣従し、スターク家は独立した「北の王」からターガリエン王朝に仕える「北部総督」となったので、ロブ・スタークの「北の王」自称、および七王国からの独立を以って、300年ぶりにスターク家が「北の王」に返り咲いたということになります。

鉄の玉座(アイアンスローン)と北の王ロブ・スタークとの関係

「北の王」の自称はあくまで、七王国からの独立した北部の王であり、ロブ・スタークの目的は父エダード・スタークの奪還および北部の独立であって、七王国の玉座である鉄の玉座(アイアンスローン)を狙ったものではありません。

したがって、北の王ロブ・スタークは鉄の玉座(アイアンスローン)にはふさわしくはなく、本人も鉄の玉座(アイアンスローン)を積極的に狙ってはいませんでした。

北の王ロブ・スタークの戦い

北の王としてのロブ・スタークの戦いは、父エダード・スタークを処刑したジョフリー・バラシオン王およびその母方の実家であるラニスター家を対象としたもので、母の実家であるタリー家を味方につけて、双子城城主ウォルダー・フレイと結び南進し、ラニスター家と戦い、勝利を重ねます。

一方で、ウォルダー・フレイとの誓約を破り、恋に落ちた相手タリサ・マイゲアと婚約し、空になった本拠地をグレイジョイ家に突かれ、北部を蹂躙、ウィンターフェルを奪われてしまいます。

シオン・グレイジョイの裏切りにより、グレイジョイ家との同盟に失敗(むしろ攻撃される)、レンリー・バラシオンの死去によりバラシオン家との同盟に失敗したことが響きます。

北の王ロブ・スタークの最期

ロブ・スタークはラニスター家との戦いに明け暮れますが、ジェイミー・ラニスターやラニスター家の捕虜の処遇を巡り諸侯の統制が乱れ、旗手カースターク家が離脱してしまうなどし、最終的に現有兵力での戦闘継続をあきらめ、双子城のウォルダー・フレイに加勢を要請します。


双子城 画像引用元:amazonプライムビデオhttps://www.amazon.co.jp/Prime-Video/

双子城城主のウォルダー・フレイから、エドミュア・タリー(リヴァーラン城主 ロブの叔父、キャトリン・タリーの弟)とフレイ家の娘を結婚させるという要求がされ、それを容れます。

双子城での婚礼の宴において、双子城主ウォルダー・フレイの策略によって母親や妻、配下のほとんどともに殺されます。この事件により北部勢力は甚大な被害を受け、没落したスターク家の後釜として、ラニスター家と結んだルース・ボルトンが北部総督に、タリー家の当主を幽閉したウォルダー・フレイがリヴァーランドを治めることになります。

ロブ・スタークのここが惜しかった

軍事指揮官としては優秀で、連戦連勝「若き狼」でしたが、いかんせん北部諸侯をまとめ上げ、母を抑えるだけの政治力に欠けていました。

ウォルダー・フレイとの誓約を破棄し、タリサ・マイゲアと恋に落ち、結婚してします。ですが、もしウォルダー・フレイの娘を約束通り嫁にしていても、血塗られた婚儀は避けられなかったように思います。

サンサ・スタークとアリア・スタークがジョフリー・バラシオン側に握られていることから、ジェイミー・ラニスターを捕虜にした時点で北部へ帰還し、外交交渉に専念すれば、また違った結末があったかもしれません。

正当なる王位継承者スタニス・バラシオン


ドラゴンストーン城主スタニス・バラシオン 画像引用元:amazonプライムビデオhttps://www.amazon.co.jp/Prime-Video/

スタニス・バラシオンは、王であるロバート・バラシオンの弟です。ドラゴンストーン(地図 燃える心臓と鹿の紋章)の城主です。

正統なる王位継承者

ロバート・バラシオンの死後、王妃サーセイ・ラニスターとの子であるジョフリー・バラシオンが王位に就きましたが、ジョフリー・バラシオンがロバート・バラシオンの血を引いていないのであれば、死んだロバート・バラシオン王の次弟であるスタニス・バラシオンが正当なる王位継承権を持っています。

実際、ジョフリー・バラシオンがロバート・バラシオン王の血を継いでいないことを知ったエダード・スタークは、亡き王の弟スタニス・バラシオンが王位に就くべきと主張し、処刑されました。

スタニス・バラシオンは謹直で、融通の利かない性格であったため、王の血を引いていないジョフリー・バラシオンを認めず、法に基づき王の長弟である自らを正当なる王位継承者であると主張し、鉄の玉座(アイアンスローン)の所有権を主張し、挙兵します。

スタニス・バラシオンの主張は、法的には正しいです。

微妙な立場

ロバート・バラシオンの長弟であり、優秀な軍事司令官でありながら、お互いに愛してなかったというくらいに兄弟仲は良くなかったようです。

ロバート・バラシオンは七王国の王になった後、長弟スタニス・バラシオンの武功を認めず、バラシオン家の本領ストームランドとストームエンド城を長弟スタニス・バラシオンではなく末弟のレンリー・バラシオンに与えており、スタニス・バラシオンはターガリエン家を追うときに奪取したドラゴンストーンを与えられました。

このことから、スタニス・バラシオンはレンリー・バラシオンの兄とは言え、バラシオン家の当主ではなく分家傍流として見られており、バラシオン家の多くの旗手が弟レンリー・バラシオン側についています。

また、赤の女メリサンドルを重用し、古くからの神を否定して「光の王」信仰へ傾倒していきます。

謹直で融通の利かない性格から、他の自称「王」たちと結ぶことを良しとせず、単独で敵対します。

スタニス・バラシオンの戦い

最大ライバルである弟レンリー・バラシオンと対決しますが、バラシオン家の旗手の大半と、婚姻によってタイレル家を味方につけたレンリー・バラシオンに対して、スタニス・バラシオンは兵力では圧倒的に不利でした。ですが、赤の女メリサンドルの魔術により決戦前夜にレンリー・バラシオンを暗殺してバラシオン家の兄弟争いに勝利し、バラシオン家ををまとめます。

一方で、レンリー・バラシオンに加勢していたタイレル家は退き、ラニスター家と結んでしまいます。

その後、スタニス・バラシオンはキングズランディングを攻めますが、ブラックウォーターの戦いで敗退します。

キングスランディング敗退後、軍勢をまとめて北に向かい、壁でマンス・レイダーが率いる野人の大軍と戦っていたナイツウォッチを助け、勝利に導きます。

スタニス・バラシオンの最期

ナイツウォッチを助け、野人との戦いに勝利した後、カーセルブラックからウィンターフェルに向かいますが、北部総督となったルース・ボルトンに敗れ虫の息となったところを、タースのブライエニーにより殺されます。

スタニス・バラシオンのここが惜しかった

スタニス・バラシオンの性格として、弟に跪くことはないでしょうから、勝つために赤の女の魔術に頼るという姑息な手段に出ず、せめて正々堂々と正面から武人として弟の軍勢と決戦をしていれば、スタニス・バラシオン軍は衆寡敵せずレンリー・バラシオンに敗北しているはずでした。

そうすれば、バラシオン家はレンリーのもとに一つにまとまり、バラシオン家と縁戚(妻の実家)であるタイレル家を率いるレンリー・バラシオンと、スターク家・タリー家を率いるロブ・スタークの共同戦線が実現し、キングズランディングを陥とせていたハズです。

「光の王」を信じ、傾倒していく過程で、彼はすべてを失っていきます。

最有力候補 王弟レンリー・バラシオン


ストームズエンド城主レンリー・バラシオン 画像引用元:amazonプライムビデオhttps://www.amazon.co.jp/Prime-Video/

レンリー・バラシオンは王ロバート・バラシオンと、ドラゴンストーン城主スタニス・バラシオンの弟です。

バラシオン家の本領であるストームランドを支配する、ストームズエンド城主(地図黄色 鹿の紋章)です。小評議会の参議としても活躍しますが、若いため軍事経験はありません。また、男色家です。

王の手エダード・スタークに謀反を勧める

兄であり王のロバート・バラシオン1世が崩御した後、王の手エダード・スタークに謀反を勧めます。

ジョフリー・バラシオンとサーセイ・ラニスターを幽閉し、その出生の秘密を明かし、レンリー・バラシオンを王にするよう迫りますが、エダード・スタークはこの申し出を拒否。

レンリー・バラシオンは所領ストームズエンドへ帰ります。

兄を差し置いて王位を主張する

ジョフリー・バラシオンが即位し、エダード・スタークが処刑された後、ジョフリー・バラシオンが王の血を引いていないことから、兄であるスタニス・バラシオンを差し置いて王位を主張します。


対峙するスタニス・バラシオンとレンリー・バラシオン 画像引用元:amazonプライムビデオhttps://www.amazon.co.jp/Prime-Video/

このことはバラシオン家の弱体化と、本人の死を招くことになりますが、長兄ロバート・バラシオンから可愛がられ、バラシオン家の本領を任されていたため、末弟レンリーバラシオンは、次兄スタニス・バラシオンよりも自分がバラシオン家の正統であると自任していました。現に、バラシオン家の旗手の多くも、次兄スタニス・バラシオンではなくレンリー・バラシオンについています。

妻マージェリー・タイレルと恋人(男色相手)ロラス・タイレルとの関係から、7つある諸名家のうちタイレル家を味方にして10万の軍を率いており、北の王を自称したロブ・スタークもよしみを通じてくるなど、反ラニスター陣営をまとめ上げ、キングズランディングを陥落させる可能性が高い、かなり大きな勢力を持っていました。

バラシオン家を割った兄スタニス・バラシオンに自分に従うよう交渉しますが、決裂します。

レンリー・バラシオンの最期

兄であるスタニス・バラシオンとの決戦を明日に控えた夜に、赤の女メリサンドルが生み出した「影」により殺されました。


スタニス・バラシオンの影に刺されるレンリー・バラシオン 画像引用元:amazonプライムビデオhttps://www.amazon.co.jp/Prime-Video/

これにより、バラシオン家の旗手たちはスタニス・バラシオンにつくことになり、タイレル家はバラシオン家から離れ、ジョフリー・バラシオンとラニスター家に接近します。

レンリー・バラシオンのここが惜しかった

兄を差し置いて王位を主張することをせずに、いったんは兄を立てておけば自身が死ぬこともなく、キングズランディングを落とすことができたでしょう。

兄に跪くのは癪かもしれませんが、大いに恩を売れますし、スターク家やタイレル家と結んでいる以上、隠然たる権力をふるえるはずです。また、兄スタニス・バラシオンには男子がないため、その次に自分や、自分の子を王位に就けることも可能でした。

事実、スタニス・バラシオンは小評議会の参議の地位、スタニス・バラシオンに男児が生まれるまでは後継者とすること、を条件として提示しています。この条件をのんでいれば、結果はだいぶ変わっていたでしょう。

ともあれ、兄と決戦に及べば勝つのは必定であり、その後はバラシオン家・タイレル家を従え、スターク家・タリー家と共同しながらキングズランディングを陥とすことは容易だったはずであり、まさか「黒い影」に殺されるとは思っていなかったでしょう。

この時点で兄スタニス・バラシオンを始末していたほうが良いと判断するのも道理です。

鉄諸島の王 ベイロン・グレイジョイ


鉄諸島の王 ベイロン・グレイジョイ 画像引用元:amazonプライムビデオhttps://www.amazon.co.jp/Prime-Video/

ベイロン・グレイジョイは鉄諸島の領主、パイクの城主です。

反骨の鉄人

ロバート・バラシオンが王になった後、ベイロン・グレイジョイは反乱を起こします。

結局反乱は鎮圧され、ベイロン・グレイジョイは2人の息子を戦死させ、末の息子(シオン・グレイジョイ)をスターク家に人質として預けることになりました。

ロバート・バラシオン王の死、北部総督エダード・スターク処刑、ジョフリー・バラシオン即位、ロブ・スタークの挙兵、スタニス・バラシオンとレンリー・バラシオンの挙兵、ロブ・スタークの快進撃と、七王国が混乱を極めていく中で、ベイロン・グレイジョイは「鉄諸島の王」を自称し、五王の戦いに身を投じます。

手薄になった北部を略奪

ベイロン・グレイジョイのもとには、挙兵したロブ・スタークのもとから、実子で人質に取られていたシオン・グレイジョイが使者としてやってきます。北の王ロブ・スタークに協力せよ、と、鉄諸島の王と認める、と。

”我ら種を播かず”誰かからもらうことはない、自分でつかみ取るのみだ、とロブ・スタークの誘いを撥ね付けたベイロン・グレイジョイのやったことは、ロブ・スタークが出兵して手薄になった北部を略奪することでした。

鬼の居ぬ間に洗濯よろしく、戦果は上々ですが、結局のところ鉄諸島を根城にした海賊行為の域を出るものではありませんでした。

ともあれ、背後を突かれる形となった北の王ロブ・スターク陣営にとっては大打撃であり、北部諸侯に厭戦気分が漂い、スターク家の本拠地であるウィンターフェルはあろうことかシオン・グレイジョイに奪われ、ブラン・スターク(実は生存)、リコン・スターク(実は生存)、メイスタールーウィン、サーロドリックは死亡しました。

ベイロン・グレイジョイの最期

結局、一時的に北部を部分的に占拠するものの、新たに北部総督になったボルトン家によって駆逐され、侵略は終わります。

再度の侵略を検討しますが、帰国した弟のユーロン・グレイジョイにパイクの吊り橋から投げ落とされて死亡します。

ここが惜しかったベイロン・グレイジョイ

大局を見る目があれば、北の王を自称したロブ・スタークにつくなり、ラニスター家と手を結ぶなりすれば戦局を大いに左右でき、勝ち馬に乗れました。勝者からの恩賞が期待できたはずですが、あくまで他人の下風に立たず、鉄諸島の王として独立し、手薄になった北部に侵攻し海賊的略奪行為に終始しただけでした。

ロバート・バラシオンが王になった時点で、海賊家業から海運通商路線に大きく舵を切っていればと思いますが、鉄人にはなじまないのかもしれません。

スターク家は息子二人を殺し、残った息子を連れて行った仇敵ですし、グレイジョイ家の標語としても、個人の性格としても、ベイロン・グレイジョイにほかの選択肢はなかったことでしょう。

シオン・グレイジョイがもう少し履行であれば、ラニスター家のがら空きになった領地を奪う(結果的にロブ・スタークに加勢する)ということもできたと思います。

弟ユーロン・グレイジョイに殺されますが、ユーロン・グレイジョイはベイロン・グレイジョイを殺したことを自分の功績として大々的に発表することで国民の支持を得、選王会議で次の王に選ばれます。

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